hideの声がボカロで蘇る事に関して、ボカロPとしての視点での感想

ちょっと出遅れてタイムリーな話題ではないかもしれませんが、
X JAPANのhideさんの声をVOCALOIDの技術によって復活させて、
過去にリリースできなかった音源をリリースするそうですね。

元々はJa,zooに入れられる予定だった楽曲だそうですが、gyaoで音源が公開されてたので早速聞いてみました。
いやーロックンロール全開でタイトルといいこの感じといい、めっちゃ当時の匂い感じますね(笑

どうしてもVOCALOIDという単語が先走りして、昨今のバーチャル・シンガー・ソフトウェアで
作られた楽曲群のイメージ先行で皆「嫌だー」とか「死者への冒涜だ」とか語っているような方がいる気がしますが、
いわゆるボカロP(自発的に文章に書いて言うのは初めてかもしれない)と呼ばれる立場に
足を突っ込んでいる私からすれば、本当に見て欲しいのはそこじゃなくて、音声合成技術発展の素晴らしさなんですよね。

上記のソフトとはそもそものライブラリ数や動機等のの出発点が違いますし、
何よりも彼はリリースする予定でこの楽曲を書いているわけですから、
あれこれ言う前に関係者がリリースへの思いを綴ったこの記事をまず先に読むべきで、

奇跡の新曲リリース!hide生誕50周年アルバム「子 ギャル」特設サイト
 http://cogal.hide-city.com/pc/interview.html

デリケートな話題であることは間違いないんですけど、現代の技術でここまでのクオリティに
近付けたことで再び話題になる…そういうのを素直に喜ぶべきところじゃないかなーと思うのです。
先日VOCALOID4が発表されて一番注目されていた時代からずいぶんと技術も発展しましたし、
今回のhideの楽曲では未発表の技術も使用されているみたいですね。

気がつけばhideに追い付きそうな年になってしまいましたけども、
学生時代は軽音部に所属したり楽曲コピーしたりとそれなりにX JAPANフリークでしたし、
VOCALOIDも齧ったしで、これはちょっと両局面の切り口から記事にしたいなと。

楽曲を聴くと確かに切り貼り感はあるし、いわゆるパンチインアウト(というか元素材事態の差異)してる部分も
分かるんですが、この楽曲のためにライブラリ作成とボーカル編集した期間が一年以上かかっていることを考えると
どれだけ大変な作業か分かりますし、VOCALOID触った私だからこそ分かる大変さとか
母音子音の抜き差しからクセの特徴付けの凄さも十分に伝わってきます。

かなり膨大なライブラリがないとここまで近づけられなかったでしょうし、
今はボーカルトラックも編集して当たり前の時代ですから、個人的には穿った見方なしにこういうの歓迎しちゃう。

実際、何の情報もなしに楽曲を聞くと、違和感なく聴いちゃうんじゃないかなとか。
久しぶりにJa,zooが聞きたくなったわい。

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